SmartPocket V2 OLP-39 TruePON テスター

VIAVI ソリューションズの新しい OLP-39 TruePON テスターが、好評のポケットサイズ・テストソリューションの SmartPocket V2 ファミリーに加わりました。FTTH サービス展開のラストマイルで作業するファイバー作業者向けに設計された新製品 OLP-39 は、TruePON データ解析によって強化され、GPON と XGS PON PON-ID の同時測定を可能にする業界初の波長選択性パッシブ光ネットワーク（PON）パワーメーターです。

TruePON を使用すると、OLP-39 はダウンストリーム PON-ID データ内で伝送される OLT-ID を読み取ることができます。これにより、作業者は適切なドロップ装置を使用して、ドロップファイバーが正しい OLT ポートに接続されていることを確認できます。TruePON 情報はまた、保存された測定結果にも添付され、導入時のパワーレベルと OLT 接続を文書化する監査証跡/出生証明書を提供します。

主な利点

• 10G サービスへの移行のために同一の PON 上に G-PON および XGS-PON が共存することをサポート
• TruePON 解析は PON-ID 情報を活用し、初回で導入を確実に成功できるようにし、障害検索時間を削減します。
• 正しい OLT ポート接続を確保することで、ユーザーは障害のエスカレーションやトラブルシューティング費用を削減し、ボーダーライン導入による導入の放棄を回避
• 作業者は、導入を進める前に、PON の End-to-End の光損失が仕様範囲内であることを確認できます。
• トラブルシューティングをサポートする、またはトラブル/障害チケットのエスカレーションを正当化する情報を提供することで、光損失が仕様外であることを確定します。
• 特許取得済みの ONT 検出機能により、OLT ポートと ONT シリアル番号の 1 対 1 割り当てが可能になります。

主な特徴

• OLP-39 は、作業者のポケットに簡単に収まるコンパクトなフォームファクターの PON-ID 機能を備えた業界初の波長選択性パワーメーターです。
• TruePON 解析とインサービス挿入損失
• PON-ID データを読み取ることで、G-PON と XGS-PON の両方の OLT-ID を検出
• ODN クラスを検出し、インサービスの挿入損失の測定を可能にします。
• ITU-T G.984.3 改正 3 および ITU-T G.987.3 改正 1 によって標準化された G-PON および XGS-PON の PON-ID で伝送される特定データを抽出
• ONT 検出（特許出願中）
• 測定対象 ONT のシリアル番号を識別
• ONT タイプ、ONT-ID、ONT ステータスを識別
• デュアル波長測定用の単一テストポート接続
• G/E-PON と XGS-PON/10G-EPON サービスの両方で同時にパワーレベルを測定
• 1000 を超えるテスト結果の保存、PC へのダウンロード機能、および Mobile Tech アプリ経由で結果を StrataSync クラウドに同期する Bluetooth による低エネルギー接続

アプリケーション

• G/E-PON と XGS-PON/10G-EPON サービスの両方の光パワーレベルを測定
• OLT-ID での情報検知
• ONT のシリアル番号、ONT-ID、タイプ、ステータスに関する情報の検出
• マルチサービス PON の展開と導入
• FTTH 用ネットワークの構築と保守:

製品

• OLP-39G には、シングルマウント式の SC アダプタがあり、同時選択的パワー測定および G-PON の TruePON PON-ID データ分析 （1490nm）を同時に実行できます。
• OLP-39X には、シングルマウント式の SC アダプタがあり、G-PON （1490nm）と XGS-PON（1577nm）の両方の波長の選択的パワー測定を同時に実行できます。

ファイバーテスト、 パッシブ光ネットワーク（PON）、および  XGS-PON の詳細をご覧ください。